レコーディングは音の弾性波による振動を捉え、磁石をコイルに通過させる事により、電気信号に変えてから、それを磁気に読み取らせる、というプロセスになっている。物理が得意で、フレミングの左手の法則を知っている人なら、なんとなく理解できるかもしれない。スピーカーの原理はちょうどその逆だ。

同じ音楽でも、いい音響で聴くと、その感動が大きく変わる。心の中には人それぞれ感度のセンサーがあるものだが、一定のレベルを超える音響になると、それが非連続な昇華となり、人の心を揺さぶる。音楽好きの人には、ぜひとも経験してほしい瞬間だ。

映画館を出た帰り道、ずっと取り憑かれるように映画の余韻が頭の中で収まらない。誰もが少なからずそういったことを経験していると思う。大袈裟に言うと、人生観が変わるというのは、こういうことなのではないだろうか。自分の中の何かが不可逆的に変化して、もう元の自分には戻れない。何度も経験できないとても重要な局面だ。

先日、SNSで興味深い投稿を見つけました。一つの飲食店店舗が複数の専門店を装って、ウーバーイーツに出店しているというものです。この投稿は話題になっていろんな記事でも取り上げられています。

クロード・モネの作品「印象・日の出」は、そのあまりの斬新な試みのため、サロンの多くの人々を驚かせ、困惑させた。サロンの審査基準を無視するこの馬鹿げた連中はいったい何なんだ?ほんとに、こんなのを芸術だと思っているのか?批評家のルイ・ルロワは皮肉を込めてこう言った。あれは絵画なんかじゃない。単なるImpression(印象)だ、と。

ヴァンナチュールはvin(=ワイン)nature(=自然)ということで、ナチュラルワイン、 自然派ワインのことです。ナチュールとか言ったりもしますね。ビオワインは化学肥料や除草剤を用いないビオロジック農法・ビオディナミ農法で栽培されたぶどうのワインです。ヴァンナチュールはぶどうの栽培だけでなく、造酒プロセスにおいても酸化防止剤として亜硫酸塩を使わないなど色々と制限してます。文字通り自然派ですね。 ただ、ヴァンナチュールは、単純にオーガニックを好む人が飲むワインとしてでなく、まったく独立した存在感を持ってます。”ナチュラル”な”ワイン”ではなく”ナチュラルワイン”なのです。