ワインバー初心者はグラスワインをどうオーダーすればいいのか?シンプルなオーダーがいい理由。

ワインはもっとも敷板が高い部類のお酒として認識されているので、ワインをオーダーするときに、ソムリエさんを過度に恐れてしまったり、逆に見栄を張ってしまったりする人もいるかも知れません。

 

グラスワイン

グラスワイン

 

ただ、グラスワインのオーダーの仕方はとても簡単です。ワインバーでも、ビストロでも、高級レストランでも、同じです。それは、白か赤か、軽いか重いか、です。「軽めの白ワインください。」とかです。もう少し、詳しい人はぶどうの品種です。「シャルドネありますか?」とかですね。料理を注文済みであれば、「この料理だと何があいますか?」みたいな感じで任せるのもいいと思います。たったこれだけです。

そもそも、ワインの味の違いは4つに分類されると思ってください。大事な方から、1.ぶどうの品種、2.テロワール(地域性)、3.生産者、4.ヴィンテージです。お寿司に例えるなら、1.ねた、2.産地、3.寿司職人、4.鮮度、みたいな感じです。

お寿司屋さんでも注文するときは、通常ネタで注文しますよね。「マグロください。」とか「光りもの、なんかありますか。」とかですよね。たまに、ワインバーとかで、「チリのワインありますか?」とか聞く人がいますが、それはお寿司屋で「北海道ありますか?」という注文に似ています。奇妙な注文ですよね。で、なにが食べたいの?って聞き返したくなりますよね。また、「2015年のワインありますか?」とビンテージで聞く人もいますが、それはお寿司屋さんに「2日くらい寝かせたしたものありますか?」というくらい奇妙です。あるにはあるけど、赤身と白身の区別はどっちでもいいのかな、ってなりますよね。

もちろん、微妙なオーダーをされたとしても、ワインを提供する側も目の前のお客さんに気持ちいい時間を過ごしていただくために、相手のプライドをなるべく保ったまま、さりげない追加の質問をしたりすると思います。ですが、どちらにしろ、自分のよく知らないまま奇妙な注文の仕方をするのは、あまりスマートではないですよね。注文はシンプルで行きましょう。

ところで、ソムリエというのはどのくらいの違いがわかるものなのでしょうか。日本ソムリエ協会のワインエキスパートやソムリエの資格を持っている人は、一次の記述試験と、二次のテイスティングを含めた実技試験を突破している人なので、基本的な知識を身に着けていると同時に、ある程度の味の違いはわかっています。味の違いがわかるというので重要な点は、ブラインドテイスティングをして、当てたり外したりした経験があり、自分にはどの違いがわかり、どの違いがわからないのかが知っているというところです。ワインが好きな人でも、ブラインドテイスティングで違いを言い当てられるかを自分で認識している人はそれほど多くないのではないでしょうか。ソムリエとワイン好きな人の大きな違いは、その認識なのではないかと思います。

実際にソムリエ試験を合格する人は、品種の違いはかなり分かると思います。シャルドネとソーヴィニヨンブランの違いが当てられない人はまずいないと思います。ただし、そのシャルドネがアメリカなのかフランスなのかがはっきりと分かる人はそこまで多くいないと思います。試験の合格ラインはそこまで難しくないのです。また、生産者やビンテージに関しては、ソムリエの中でもちゃんとわかるのはほとんど少数だと思います。ビンテージに関しては、熟成しているかそうでないかは簡単なので違いはわかると思いますが、良い年とか良くない年かをブラインドで当てるには、かなりの場数が必要で、その環境にある人はそれほど多くないと思います。

もちろん、ある程度格式の高いお店のソムリエさんとかは、そのへんの違いもはっきりとわかていて、ペアリングもしっかり研究していますが、相手がソムリエさんだったとしても経験の差や得意不得意もあります。ですので、お店では、そこのソムリエさんの得意な範囲で、すきなワインを楽しみましょう。

それよりも、シンプルなオーダーがいい、とても重要な理由があります。それはワインを出す僕たちがとても楽になるのです!笑