映画や音楽や小説の余韻が頭から離れない。そんな時に味わって聴きたいレコード。飲みたいコーヒー、自然派ワイン。

映画館を出た帰り道、ずっと取り憑かれるように映画の余韻が頭の中で収まらない。誰もが少なからずそういったことを経験していると思う。大袈裟に言うと、人生観が変わるというのは、こういうことなのではないだろうか。自分の中の何かが不可逆的に変化して、もう元の自分には戻れない。何度も経験できないとても重要な局面だ。

中目黒カフェepulor

中目黒カフェepulor

人によっては、それが漫画だったり、映画だったり、音楽だったり、文章だったり、あるいは人との出会いだったりするのかもしれない。自分にとって、それが何だったのかを思い出そうとすると、実は、その変化のあり方そのものが、本質的な自分自身なのだということがわかる。

バートランド・ラッセルがかつて哲学との出会いに関して、自分の内なる何かを致命的に変えてしまい、元の自分にはもう戻れない危険性を指摘した。それを広く解釈するならば、音楽家にとっての特定の旋律や演奏においても同じことが言えるだろう。それは、主体的に求めたものであれ、偶然に出会ったものであれ、その違いはほとんど重要でない。なぜなら、それは自分自身を変えるのは自分自身によって無意識に取捨選択され、否応なく内なる自分に取り込まれるからだ。どう抗おうとしても、あなたはどうしたって、あなたなのだ。

余韻について考える。音楽の楽曲の良さ、演奏の良さ、音の良さ、コーヒーの香り、フレーバーの余韻、ワインの香り、口の中に残る余韻の長さ。

音楽が鳴り止んだ直後の静寂に余韻があったとしたら、それは物理的な何かではなく、自分の内なる反応が自分自身に響いているということだ。そういった余韻の中に見いだせる事に思いを巡らせるには、まさに長い余韻のある飲み物が、うってつけだ。

華やかな香りが広がるエチオピアのスペシャルティコーヒーはどうだろうか?あるいは、アロマな余韻の長いアルザスの白ワインか、ローヌの赤ワインもいいかもしれない。クラフトジンをロックで少しずつ飲みながら、レコードの音楽に合わせて、自分の考えのまとまりを熟成させていくのもいいかもしれない。

えっ?どこ行けばいいかって?

​店舗名:epulor (エプロア)
所在地:東京都目黒区青葉台1-19-10 エスセナーリオ青葉台1F
アクセス:東京メトロ日比谷線 中目黒駅より徒歩5分
東急東横線 代官山駅より徒歩8分
JR山手線 恵比寿駅より徒歩12分
URL: http://www.epulor.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/epulor_cafebar/
営業時間:11時〜24時
定休日:月曜日